投稿 皮籠石成久(文、写真)、宮田敬生(文)、奧村紀美江(文)、中村一彦(写真、HP編集)
この度、主幹事 宮田敬生さんと
幹事 宮下 弘さん、のおとりはからいで、初めての「栗拾い」と「中山道上尾宿ガイド」が実現致しました。
上尾駅に9:30集合
宮田さん(上尾市公認ガイド)の説明で楽しい一日が始まる。
巻頭言 宮田 敬生
8月31日(木)に、ロングステイクラブ(以下LSC)」の19名の方々で栗拾いを楽しみました。高崎線上尾駅に集合し、あげおアッピーガイドの会の宮田(LSC会員)からの、中山道上尾宿のガイドを1時間聞いて頂きました。酷暑なので短縮版のガイドです。
江戸時代初期に開設された上尾宿の役割、上尾と忠臣蔵との関わり、中山道を歩いた有名人(小林一茶、太田蜀山人等)の上尾宿に関する紀行文等を紹介しました。
のち上尾氷川鍬神社に移動して、あげお語り部の会とガイド会に在籍する金子信造さんから民話の語りとして鍬大神宮(上尾氷川鍬神社)の成立にまつわる、三人の童子と鍬おどりの
話をゆったりと楽しく聞かせて頂きました。昔話というものは味があって良いものです。
お次は屋根の上の鍾馗様。玄宗皇帝の夢に現れ苦しめた妖怪を退治した話をする。
最後は井上脇本陣の鬼瓦の前で、大名の参勤交代に宿泊した本陣、脇本陣、および皇女和宮下向等の紹介をしました。
上尾市に住んでいる方も何人かいらっしゃいますが、知らない話が多く、楽しめた、との感想を頂きました。
約1時間のガイド終了後は車4台に分乗して伊奈町の栗畑に向かいました。
皆さんは童心に帰って一心不乱に栗のイガを運動靴で踏み、竹棒で栗を掻き出す作業
に没頭していました。栗拾いは40年ぶり、とか生まれて初めて、という方も多く、
新鮮な体験を楽しく過ごせたようです。
30分ほどで皆さんは1~2kgほどの栗を収穫でき、満足感の充実した疲労感で一杯でした。
普通の栗の収穫期より1ヶ月以上も早く8月末に収穫でき、しかも大きい粒の栗なので、
皆さん驚いていらっしゃいました。
持ち帰った栗は早速栗ご飯等で賞味して頂いたようです。
「自分で拾った栗なので、また格別に美味しかったです。」との感想もいただきました。
来年もぜひやろう!という声も多く、定例行事になりそうです。
その後は台湾料理屋に場所を移して、食事とおしゃべりで、楽しい一日を過ごしました。
感想文 奧村 紀美江
私としては、初めてのイベント参加でした。上尾という街には初めて行きましたが、宿場町の面影が残っていて、歴史ある街だということがわかりました。 栗拾いも初めてでした。大きな栗がたくさん取れてびっくりしました。イガから栗をどう取るのか知らなかったのですが、意外と簡単に取れてびっくりしました。
お食事も安くて美味しくてお腹いっぱい食べました。少しだけ皆さんの名前も覚えられました。また、9月からは仕事のため、なかなか参加できませんが、ホームページなどでイベントの様子を見られのを楽しみにしています。
栗拾いも終わって、宮田さん推奨の台湾料理店「興福順」に車で移動
皆さんん、「美味しく、ボリュームもあって、値段も安い」と讃頌!
お礼の言葉
皮籠石 成久
今回の上尾宿散策、宮田農園での栗拾いは、体験的な活動だったと思います。宮田さんの説明や上尾氷川鍬神社の語り部の金子さんのお話など小学生や中学生にも聞かせたいと感じたのは私だけではなかったのでは・・・。
栗拾いは童心にかえり、夢中で栗のいがを足で剥きたくさん採ることができました。昼食会場も中華料理店を予約して頂いた宮田さんに感謝申し上げます。お陰で、ロングステイクラブの参加者が気持ちよく食事をすることができました。
今回は、宮田さんなくしては実現できないフイルドワークでした。担当幹事の方含めてお礼申し上げます。
追伸
中村一彦
今回、同一行事に、3人の方から投稿があったのは初めてで、嬉しい悲鳴でした。が、編集に当たり、適切なアレンジができたか自信がありません。投稿した方々には意に沿わない部分もあったかと思いますが、ご容赦下さい